シンフーライフで取り扱っているスカーフブランド
「ドットワイ」
「キヌフローレス」
これらのブランドのスカーフは
機械でプリントするのではなく
「手捺染(てなっせん)」と呼ばれる
古くから日本でから伝わる技法で
プリントしております。
版画の様に、1色ずつ
布に色を付けていく方法で
現在もその染色方法は
「世界最高峰の技術」と
賞されるほど優れた技術として
認められています。
エルメスのシルクスカーフは
フランスのリヨンで
印刷されていますが
その技法は「シルクスクリーン」と
呼ばれています。
日本語に訳すと
「手捺染(てなっせん)」
シンフーライフのブランドのスカーフと
エルメスのスカーフの
プリント方法は
エルメスと全く同じ。
機械プリントでは生み出せない
クリアーな発色と
透明感のある仕上がりになります。
手作業でプリントするので
その行程はとても手間がかかります。
まず、スカーフのデザインに対して
原寸大(90cmx90cm)の
型(版と呼ばれる)を作ります。
版は、1カラーで1版必要です。
8色で構成されたスカーフの場合
8枚の版が必要になります。
1枚の原版だけで数万円かかるため
カラー数が多い複雑な柄ほど
高額になります。
イラストをデザイン後、
デザイナーの指示通りに
職人さんが染料を作成。
いよいよ印刷(手捺染)の作業です。
今回は、ドットワイの2019春夏新作
「イスタンブール 文明の交差点」の
印刷工程を見学してきましたので
その様子をお伝えします。
1色ずつ染めていくのでシルクに載せる
版の位置は少しのずれも許されません。
位置をしっかり定めてから
染料を流し込みます。
1枚ずつ版画の様に
力強く、均等に上から下へ
押して印刷します。
これを1色50回(50枚分)繰り返します。
8色の場合は400回!
体力がないとできないですよね(滝汗)
1色目の染めが完了したら
2色目の版をセットし
同じ作業の繰り返し。
1色目で使用した版は
すぐに洗浄します。
段々色がつき、完成が
近づいてきました。
最後のカラーが入ると
全体が急激に引き締まるので
感動します。
綺麗に染まったスカーフは
この後、色を浸透させるために
タイムマシンのような
大釜で蒸されたあと
シルクについていた「のり」を
落とすために大きな機械で
洗浄されます。
大昔は、これらをご婦人方が
全部手作業でやっていたというのだから
驚きです!
洗った後は、また、乾かして
アイロンを掛けて
裁断して、隅っこを縫っていく。
大まかに紹介すると
こんな感じで
実に沢山の工程を経て
シンフーライフのシルクスカーフは
誕生しています!
できたてのほやほやスカーフは
すでに入荷しております。
「イスタンブール・ 文明の交差点」
繊細なモザイクガラスをちりばめた
アーティスティックなネコのデザインが
好評で、早速ご注文を
頂いております。
「秘密のアルプス 」
清涼感のあるアルプスを1枚に閉じ込めました。
まるでスイスに旅行しているかのような
気分にしてくれる1枚です。
シンフーライフでは、国内トップクラスの
スカーフの品揃えでお迎えしております。
スカーフの巻き方がわからない!という
アミーチのために巻き方ページも
ご用意しておりますので
是非遊びに来て下さいね。
スカーフ巻き方、アレンジ集
2019年春夏新作スカーフ
プレゼントにもおすすめの
スカーフ初心者セット
一歩抜きん出たデザインが自慢の
スカーフブランド、ドットワイ
お手頃価格が自慢の日本製スカーフブランド
「キヌフローレス」
セレクトショップ・シンフーライフ 店長/ウェブマーケティング/バイヤー
10年以上のバイイングとECサイト販売の経験から得た商品選びのポイントや業界裏情報、自分が働いている中で衝撃を受けたファッションの話題を提供しています。