【第7話】
この物語は、キャリアウーマンの
「ワンコ」とOL達が繰り広げる
リアルお悩み相談バラエティです。
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【登場人物】
ワンコ:入社3年目。
社長がスカウトしてきた毛並みの良い猫。
シンフーライフで最も利益を生み出す
スーパーキャリアウーニャン
ユキミ:入社4年目。26歳。
ワンコと同期だが、新卒入社。
通販の運営を担当しているが
売上が伸び悩んでいる。
彼氏が1年以上いないことも悩んでる。
ワンコの年齢はわからないが
雰囲気にオーラがあるため
なんだか敬語を使っている。
テルコ&レイナ
ユキミの大学時代の友人。
——————————
とある深夜のカフェにて。
自分の友人の恋愛の相談にも
のってほしいとユキミに懇願され、
飲み会のメンバーにされた挙句
某大手メーカーの男性との
飲み会後の愚痴にも
付き合うはめになったワンコ。
——————————
いやー1週間長かったですね。
そのふり、前もやったよね?
ワンコさん、彼のちょっと
気になる存在になった後の
テクニックを教えてください。
考え方や趣味がドンピシャに
合う女性なんてそんなに
出会えません。
なので、レイナさんがそこまで
彼に合わせ、そういった考え方を
身に着けるだけで、
「失うには惜しい女性」の
グループに入ります。
ここまでいけば、この中から、
お付き合いする相手を
見つけるといっても
おかしくはありません。
ふむふむ
そしたら、仕上げに入ります。
その彼が、それだけモテル男性なら、
必ず、複数の女性から比較して、
長期的なお付き合いをする人を
決めるはずです。
まあ、そうだよね。。
その時に、振り落とされない
ためにやることは2つです。
「彼の自由を奪わないこと」と
「彼の大切にしていることに
共感すること」です。
自由を奪う?
例えば、時間、お金、
そして労力です。
よく送り迎えを強要する
女性がいますが、
そんなの論外です。
時間も労力も奪います。
毎回、おごってもらうのも
だめですか?
いくら彼が、「いいよ。いいよ」
といっても、3回に一度は
「今日は私にださせて」といいましょう。
男性は、特に男らしい男性は、
女性に出させづらいです。
でも、そういう男らしい人は
責任感も強いので、
ビジネスの世界で一定の
成功確率があります。
だったら、そんなに高くないなら、
多少強引にお金を
払っておくといいと思います。
・・・当たり前のように
おごってもらっていた。。
年齢が上でも、相手がお金持ちでも
関係ありません。
そういう人ほど、そういうことを
してくる女性が少なくなるので、
差別化につながります。
男性が、トイレの間に
支払いを済ませましょう。
スマートな男性がすることと
同じことをすればいいだけです。
ほかにどんな行動がNGですか?
代表的なNGな行動はこんな感じです。
・男なんだから●●と期待する
・高頻度に連絡を要求する
・海外旅行によく行く
・贅沢なもの・ことを好む
・専業主婦願望がある
・小悪魔のように男性を振り回す
意外と当てはまってる。。
自由を奪わないことは
よーくわかりました。
もう一つの共感っていうのは、
相手が言ったことに
わかる、わかるって言うことですか?
基本はそうですが、そんなに
簡単ではありません。
男性だって、女性に社交辞令を
たくさんいいます。
例えば、自分はネコをかわいいとも、
飼いたいとも思ってなくても、
女性が猫が好きなら、
「猫って本当にかわいいよな」
くらい言ってくれます。
ワンコさんは、ネコ好きでない
男性とかすぐわかりますか?
「醸し出すオーラ」でわかります
(何者なんだろう・・)
共感するべきはすぐでは
ありません。
いろいろな話を聞いて、
まとめなおすと、本当に
大切にしているものが見えてきます。
代表的なものだと以下があります。
・仕事に生き甲斐を感じている男性
・趣味を大切にしている男性
・男友達を大切にする男性
・家が好きな男性
確かに。でもこれは女性もあるし、
珍しくないわよ。
確かに女性もあります。
でも、女性は男性よりも恋愛の
重要度が高いんです。
男性は女性ほど一般的に
恋愛が好きではありません。
えーーーーーー
でも、男だって、
あの子、かわいいとか、
あの子とデートしたいとか
なんだかんだいいますよ。
男性は「女性が好き」なんであって、
恋愛したいんじゃありません。
だから、デートもしないで、
お金もかけずに手に入るなら、そうします。
・・最低じゃないですか。。
女性から見ると最低ですが、
男性はそう思っているのに、
頑張って女性に合わせて
いると思えば健気(けなげ)
ともいえます。
でも、それと、共感の
大切さがむすびつかない。
はい。説明します。
女性は「恋愛至上主義」なので、
お目当ての男を手に入れて、
それを所持しておくためには、
他の事は目をつぶります。
でも、男性は「釣った魚には餌を
与えない」というように、
手に入れたい願望はあっても、
所持し続けるために
女性ほどのエネルギーは投下しないんです。
ますます最低じゃないですか。。
ですから、長続きするためには、
相手の大切な部分を考えて
あげる必要があります。
【仕事に生き甲斐を
感じている男性の場合】
→仕事でドタキャンされても、
全然連絡が来なくても怒ってはいけません
【趣味を大切にしている男性の場合】
→趣味がギャンブルの場合、
そのギャンブルにダメ出しを
してはいけません。
あなたもそのギャンブルを好きになりましょう
【男友達を大切にする男性の場合】
→あなたとのデートに
いつも男友達がいても喜びましょう。
その友達たちが「おまえの彼女、
本当にいい人だ」
「おまえの彼女って気が利くな」と
言われると、彼があなたに
価値を感じます。
【家が好きな男性の場合】
→「たまにはどこかに行こうよ」
は厳禁です。旅行が好きでも、
旅行は女友達と行きましょう。
・・・男とつきあうって
苦行なんですか?
だから価値観が同じなことは
大事なんです。レイナさんが惚れている
そのイケメンの価値観がレイナさんが
苦行に感じるレベルなら、遅かれ早かれ
合わなくなると思います。
でも、それでも、手に入れたいなら、
自己催眠をかけて、
ギャンブルが好きになるとか、
家で漫画読むのが好きとか
自分を変えるしかありません。
いい男は2%。争奪戦です。
そんな努力、考えたこともなかった。。
やっぱり、ネコもいいオスは
2%ですか?
猫もいいオスは少ないですが、
人間のような面倒なことは
おこりません。
というと?
オスはメスが要求する
交尾は断れないからです。
(さすが、肉食動物。。)
【来週に続く】
来週からは、また新たなお悩みの嵐が
ワンコさんに降りかかります。
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セレクトショップ・シンフーライフ 店長/ウェブマーケティング/バイヤー
10年以上のバイイングとECサイト販売の経験から得た商品選びのポイントや業界裏情報、自分が働いている中で衝撃を受けたファッションの話題を提供しています。