先日、スペインのシューズブランドが集まる
展示会に買い付けに行ってきました。
スペインの靴と言えば
コンフォートサンダルや
エスパドリーユが十八番。
毎シーズン、コレクションは
エスパドリーユのオンパレードなのですが
昨今の春夏の靴の流行は、つっかけタイプが主流。
来シーズン(2019年春夏)も
その傾向が続くようで
エスパドリーユの割合は減り
今年も
つっかけタイプの進化形や
厚底サンダルが多く見うけられました。
そんな中、いつもスペインの靴の輸入で
お世話になっている
スペイン人のサントスさんが、面白い話しを
教えてくれました。
日本で、ヒールの高い靴を
紹介しても(あまり)売れない。。
履き心地の良い靴を好む傾向にあるからだ、と。
たしかにその傾向は強いですよね。
「痛くない、走れるヒール」みたいなキャッチの
パンプスが人気ですし。
しかしながら、
どうもヨーロッパの女性は違うようです。
ヨーロッパの女性は、快適さよりも
「見た目」がとにかく第1なので
いくら苦痛でも、見た目のよいヒールの高い靴を
優先して履く女性が圧倒的だそうです。
当然、足が疲労しがちなのですが
そのばあい、靴を脱いで裸足で帰る女性も
結構いるんだとか……Σ(゚Д゚;o)
「裸足で帰る方が足痛くないか?」と
思ったのですが…
海外の女性と違って、日本(というかアジア)の
女性は「羞恥心」が世界的に比べても
強い方なので
足が痛いからって、裸足で帰るとか
おいそれとできないですよね。
羞恥心があまりないほうの私でも
若干ためらいます。。
だから、日本の女性は快適であって、できる限り
可愛い、美しい靴を求めるのだと
思います。
無理して履いて都内へ出て
足が痛くなったら自宅までの帰路が
地獄の道のりですよね。
そんなわけで、サントスさんは
日本の女性のために
新しい靴のブランドを立ち上げました。
まだお披露目してないのでブランド名は伏せますが
とにかく革が柔らかい!!
だから、足にあたる部分がとってもソフトで
小指とか親指のワキとかが赤くならないんです。
通常のパンプスは、表と裏、2枚のレザーを貼り合わせて
つくっているのですが
こちらのパンプスは、1枚革で作られているそう。
日本人の足は、甲高で幅広のため足が痛くなる人が
多いですが、とにかく革が良く伸びるので
痛くならないそうです。
来年の春夏には紹介できますので
楽しみに待っていて下さい^^
セレクトショップ・シンフーライフ 店長/ウェブマーケティング/バイヤー
10年以上のバイイングとECサイト販売の経験から得た商品選びのポイントや業界裏情報、自分が働いている中で衝撃を受けたファッションの話題を提供しています。