こんにちは^^
シンフーライフチーフ
バイヤーの青柳(女性)です。
先日、世界のファッション業界を
揺るがしたニュースを
お耳にしましたでしょうか?
——————————–
フェラガモ創業者の妻が96歳で死去
夫亡き後のブランド拡大に貢献
10/22(月)
WWD JAPAN.comの記事より抜粋
——————————–
フェラガモと聞けば、ほとんどの
女性はそのブランドを
ご存じではと思いますが
フェラガモブランドの創始者
サルヴァトーレ・フェラガモ氏が
どんな人物であったかを
知る人はすくないのでは?と
思います。
フェラガモの自伝本
「靴の夢職人」
その波瀾万丈さに加えて
フェラガモ自身の人間としての
魅力にぐいぐい引込まれる良本です。
いまでこそ、イタリアは
靴とバッグ、いわゆる革製品において
世界トップクラスの技術と
名声を誇りますが
その名声を築き上げたひとりが
サルヴァトーレ・フェラガモ。
ほんの数十年前まで
イタリアでは
「靴職人」は下の下の身分の
人間がする職業であり
世間からさげすまれる存在で
ございました。
その冒頭背景だけでびっくりなんですが
8歳のフェラガモ少年は
親の反対を押し切って
靴作りを学び始めます。
身分が低いため差別され、
富裕層達には
支払いを当たり前の様に
ブッチされつづけながら
フェラガモは必死で靴作りを学び
いろいろな迫害や障害を
乗り越えつつアメリカに渡り
ハリウッドで靴職人としての
高い地位を築き上げます。
フェラガモの最初の成功は
ハリウッドだったのです。
その後帰国したフェラガモは、
イタリアにおいての
靴職人の地位を向上させた人物
として、イタリアでも
大成功をおさめました。
そんなこんなでフェラガモは
40代を迎えます。
ようやく一息?つけるようになったころ
今度は嫁探しの旅に出かけます。
そのとき見つけた嫁が
先日お亡くなりになったワンダさん。
ワンダさんはそのとき18歳。
かなりの年の差婚で
ございました。
1960年に夫のフェラガモ氏が
62歳でなくなってからも、
ワンダさんは6人の子供達と共に
フェラガモを大きく発展させました。
現在、有名メゾンブランドで
創業時から、ファミリーで経営を続けて
きているのは
エルメスとフェラガモのみ。
プラダ、グッチ、セリーヌなど
数多くのヨーロッパブランドは
家族の確執、経営不振の買収などで今は
まったく違う会社が
運営しているので
これは本当に凄いことだと
思います。
身内がからむと駄目になってく
ケース多いですからね。
——————————–
ワンダさんは90代になっても
仕事を続けており、つい最近まで
フィレンツェのオフィスにも出勤し、
ミラノでのコレクションショーにも
出席していた。
いつでも洗練された装いを欠かさない
ビジネスウーマンだった。
——————————–
歌丸さんや、樹木希林さんもそうでしたが
命燃え尽きる直前まで
仕事できてるってかっこいい。
なんだか輝いて見えますよね。
なみなみならぬ精神力がないと
難しいと思います。
私もかくありたいものです。
ずっと仕事してたいですからね。
フェラガモの人生は
本当に栄華のようにドラマティックで
世界大戦もからんで激動の
激オモ人生なので
是非自伝本をチェックして下さい。
読み終わった後、感動しすぎて
なんだかフェラガモのアイテムが
欲しくなってしまうはずです!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「元気になれる色」「シックで上品な色」
あなたならどれを選ぶ?
ガンチーニのアイコンが心躍る長財布!
中をあけたときのバイカラーが
支払いをするときもウキウキな
気分にさせてくれます。
サブ用の小さいお財布もあります。
クールなブラックとフェミニンなフクシアピンク。
他にもフェラガモのお財布を揃えています。
一覧はこちらからどうぞ。
フェラガモはどうしてもリボンが
甘い印象になってしまうから。。
でもこのとんがりトゥなら大丈夫。
甘さを抑えた
大人の雰囲気を十分発揮してくれます。
かわいすぎるお花のヒールが
只者じゃない足元を作ってくれます。
青柳イチ押しのバレエシューズ「My Joy」
柔らかいカンガルーレザー。
あまりにも疲れないので
展示会回りや、海外によく持っていく1足です。
フェラガモのパンプス(靴)は他にもいっぱい。
一覧はこちらです。
あまり見かけない、フェラガモの
シューケアキット。
男性へのプレゼントに購入される
お客様が多いです。
旦那様や恋人の靴のサイズがバッチリ
わかっているなら
誕生日ギフトにもおすすめなメンズシューズ。
紳士用の靴も豊富に揃えています。
伝統のメゾンブランドは
身につけることによって、背筋が伸びて
姿勢をよくしてくれたり
優しい気持ちになったり
メンタルの部分で
高貴にさせてくれるところが最大の魅力ですよね。
フェラガモが好きな方も、たいして興味がない方も
フェラガモ自伝を読むと、フェラガモが好きに
なっやいますよ。
セレクトショップ・シンフーライフ 店長/ウェブマーケティング/バイヤー
10年以上のバイイングとECサイト販売の経験から得た商品選びのポイントや業界裏情報、自分が働いている中で衝撃を受けたファッションの話題を提供しています。