シンフーライフの青柳です。
突然ですが、靴下ってなぜ洗濯したら縮むんでしょうか?
と感じるのは私だけじゃないはずです。
ドラム式乾燥機で、乾燥したら縮むならわかるんですが、多分洗濯して脱水しただけで縮みます。
これまで、靴下ってそんなものだと思っていたから、高い靴下を買っても仕方ないなと思っていました。
消耗品と割り切れば、ショッピングモールやスーパーで販売している3足、1000円の靴下も、とても風合いがいいし、
たまになかなか見つからないような微妙な色合いの靴下も発見できたりして、決して不満ではありません。
大体3足1000円なので、3か月もったら満足だと思って使います。
ところが3足1000円の靴下よりも、もっとコスパの良い靴下を見つけてしまいました。
それがソウキの靴下なんです。
奈良県で靴下をつくっているブランドです。
実は奈良って、日本では靴下産業のメッカなんです。
品質と生産量において、国内トップのシェアを誇っています。
そんな奈良でなんと昭和2年(1927年)に創業した老舗の創喜(ソウキ|SOUKI)。
素材選びから仕上げまですべて国内生産。
希少な旧式の編み機でゆったりと時間をかけて編み上げる靴下は一足2500円を超えます。
3足1000円のものから比べると、高級、というか上質な靴下です。
でも、これだけの価格を打ち出すには、それなりの理由があるんです。
「3足1000円の靴下よりもコスパが良い」と断言する理由は、
実際に週1で履いてみて【36ヶ月以上】縮まなかったからです。
実際に3年履いた自分の靴下を写真に撮ってみました。
どちらの色も3年以上履いています。
縮んでないし、安い靴下特有のケバケバもありません。
もともと靴下が縮むのは、熱にとても弱いというところがあるのですが、
同じような洗濯の仕方でも、この靴下は縮みません。
税込で3足1100円だと、1足あたり360円を超えますので、
3年間、買い足しながら使っていくと約4400円になります。
そのため、3年間履いても全く縮む気配さえ見せない2500円のソウキの靴下は、
とてつもなくコスパの良い靴下だと思いました。
ソウキさんは、もともとはうちの別のバイヤーが仕入れたブランドなのですが、
ブランドのバックボーンを知ったら、使ってみたくなり、実際に購入してみました。
もともと、ファッションが好きでこの仕事をしているし、どんな違いがあるんだろう、
って興味はどのブランドでも発生してしまいます。
で、この結果です。
それまでは、お値段の高い靴にどんな意味があるのかよく理解できていなかった私でも、
実際体験してみて、高いほうがコスパがいいと言うことに気づきました。
安い靴下でも、お気に入りの色や柄のものってありますけど、結局だめになってしまうので
捨ててしまうときの切なさを毎回繰り返すことを考えれば
お値段が張っても、縮むことがないお気に入りを、ずっと大切に履いたほうが、
気持ちもすっきりとして過ごせますよね。
もちろん、ソウキの靴下をうちのショップ、シンフーライフで販売しているので、
私の感想といえど、宣伝になってしまいます。
宣伝であっても嘘をつく事はできないので、このコスパなソウキの靴下をぜひ多くの人に体感してもらい、
言ったことが本当だと実感してもらえたら嬉しいです。
高い靴下はとってもお値打ち価格だというお話でした。
セレクトショップ・シンフーライフ 店長/ウェブマーケティング/バイヤー
10年以上のバイイングとECサイト販売の経験から得た商品選びのポイントや業界裏情報、自分が働いている中で衝撃を受けたファッションの話題を提供しています。