こんにちは。セレクトショップ・シンフーライフの玄です。
ついにサンダルが履ける季節になりました。
ショップのショーウィンドウも夏真っ盛りになって来ましたが、
シンフーライフにも続々とサンダルが入荷しております。
本日ご紹介するのは、スペインのブランド・ラオコンテ(Laocoonte)のサンダル。
このブランド、どっかで見たような・・・という方も多いのではないでしょうか?
実はこちらのブランド、セレクトショップを中心に日本でも人気上昇中なんです。
確かに、履くだけでおしゃれ感が出る抜け感たっぷりのデザインですよね。
そんな注目のサンダルが、今年初めてシンフーライフにも仲間入り。
実物も想像通りとーーーってもかわいい!!!けど、ぶっちゃけ履き心地はどうなの?ということで、履いてみました!
ラオコンテのサイズ感や履き心地をレビュー。
ラオコンテ ALEA トングサンダル
華奢見えするカッティングですが、
甲がしっかりとホールドされている感じがあります。
なのに、レザーがぺたっと張り付いた感じがなく、痛くありません。
ソールも柔らかいので、こんな感じで曲げても大丈夫。
ちらっと見えるゴールドのフレームが夏らしくて最高。
ラオコンテ NOELIA 親指リングサンダル(人気モデル)
ラオコンテと言えば!の毎年人気のモデル。
親指リングがジュエリーみたいでテンション上がります。
ストラップは1本しか付いていないのに、全くパカパカしない!
不思議すぎます・・・
脱げそうになることもないし、さすがは靴の本場のスペインの技術といったところでしょうか。
このモデルだけちょっとソールが厚めです。
ラオコンテ CIRA Coins コインチャームサンダル
意外にもこちらが一番ゆったりした履き心地。
ゆらゆら揺れるコインが程よい色気があってかっこいい。
ゆったりしていますがパカパカせず、
歩いていてコインがひきつる感じも一切ありません。
歩くたびにコインが揺れて、絵になります。
ラオコンテ ZENIA アシンメトリーサンダル
こちらはホワイトもご用意しています。
一見シンプルに見えますが、左右非対称のアシンメトリーカッティングになっています。
レザーのアッパーが甲をしっかり固定し、ホールド感抜群。
ラオコンテのデザインが好きだけど、肌の露出に抵抗がある方にもおすすめです。
ホールド感が強いので、かなり甲高という方はワンサイズアップするのも良いかもしれません。
なぜラオコンテのサンダルは可愛いだけでなく、歩きやすいのか
想像通り、履いてもやっぱりかわいかったラオコンテのサンダル。
ここまでは想像通りなのですが、実際に履いて・歩いてみて驚くのが「本当に歩きやすい」ということ。
ぺたんこのサンダルって、ヒールがないからラクなはずなのに、なぜか疲れてしまうことってありませんか?
なんというか、ダイレクトに床を感じて、歩くたびに床に足を打ち付けてしまうような感覚・・・
あれが全くないんです!!!
ミニマルな見た目だし、ソールに厚みがあるわけでもないのにとっても不思議。
その秘密は、スペインブランド・ラオコンテのブランド背景に答えがあります。
日本ではまだまだよく知られているとは言えませんが、温暖な気候から古くからサンダルの生産が盛んな国スペインは、ハイブランドのシューズを請負うファクトリーも多く、世界トップクラスの技術力。
その中でもスペイン南東部のアリカンテ近郊は、古くから「靴の街」として名をはせる街。
伝統と技術を受け継ぎ、「靴職人」という職業を心から愛する職人さんたちが、ハイクオリティな靴を生み出し続けています。
ラオコンテのシューズもまた、ここで1足1足丁寧に作られています。
さらに、つくりだけでなくレザーを知り尽くした職人さんたちは、素材にもこだわりが。
今回ご紹介したサンダルは、形やデザインによって牛革と羊革をうまく使い分けています。
上質なレザーが見た目の高級感を底上げするのはもちろん、レザーインソールが履くほどに足に馴染み、より歩きやすい質感へと変化していきます。
「フラットなのに快適」な履き心地は、まさにこの歴史に培われた技術と素材へのこだわりの賜物だったんですね。
履くだけでおしゃれで、しかも履き心地も抜群。
そんなハイセンスなサンダルをぜひ体感してみてくださいね。
セレクトショップ・シンフーライフ スタッフ/バイヤー/海外サプライヤーとのやりとりを担当。
イタリアの大学に留学・美術史を学んだのち入社、最近シンフーライフ担当に加わった新入りです。特技はイタリア語と英語。ここでしかお伝えできないサプライヤー・ブランドとのリアルなやりとりや海外の状況もお届けします。