首元に巻いたり、バッグに巻いたり・・・
お気に入りなスカーフほど、シワやシミがついて洗濯が必要になるもの
毎回クリーニングに出すのも、受け取りに行く時間や、かかるお金がもったいない!
そんな時のために、手軽に自宅で洗う方法をご紹介します。
スカーフを洗うのに必要なもの
- 中性洗剤(シルク専用のものや、おしゃれ着用洗剤を使います。)
- 柔軟剤(スカーフは顔まわりにつけるものなので、香りが強くないものがおすすめです。)
- バスタオル(大きめのものだと使いやすいです。)
- アイロンと当て布
スカーフを洗う前に色落ちしないか必ずチェック!
使用する中性洗剤の原液を白い布につけ、スカーフの目立たない部分を軽く叩いて、色落ちをしないかチェックします。布に色がうつってしまった場合は、残念ですが手洗いは中止します。クリーニングに出しましょう。
洗い方
洗面器などに水、またはぬるま湯(30℃以下)をためます。
お湯の温度が高いと色落ちしてしまう場合がありますので注意が必要です。
水の量に合わせて洗剤を適量よく溶かします。
シルクを傷めないように、シルク専用洗剤かおしゃれ着用洗剤を使用します。
ご自宅にある洗剤で洗えるか不安な時は、パッケージに書かれている「液性」をチェックしましょう。
スカーフを浸して振り洗いします。
摩擦はシルク生地を傷める原因になりますので、ゴシゴシこすらないように、優しく丁寧に振り洗いします。
洗うときのポイント
水の温度は30℃以下のぬるま湯で洗います。
すすぎ方
水を変えて、すすぎをします。
すすぎは洗うときと同じように、振り洗いします。
2〜3回繰り返して完了です。
すすぎのポイント
生地の摩擦をおさえるため、優しく振り洗いします。
仕上げ方
すすぎ後に、柔軟剤を入れたぬるま湯にスカーフを浸して仕上げます。
デリケートな素材なのでつけたまま放置し過ぎなように気をつけましょう。
スカーフの脱水
手で軽く水気を絞ります。
スカーフを広げて用意しておいたバスタオルに挟むようにして重ね、水分を吸い取ります。
色移りを防ぐため、スカーフが重ならないように注意しましょう。
スカーフの干し方
そのまま干して乾かすとシワが残ってしまうため、
半乾きの状態でアイロンをかけます。
アイロン台の上にスカーフの裏を表にして、シワを伸ばします。
スカーフの上に、薄いハンカチなど当て布をあて、
アイロンを中心からフチに向かって力を入れずに横へ動かします。
アイロンがけのポイント
アイロンの設定は「中温」「ドライ」です。
室内で陰干しして乾かします。
洗濯バサミで挟むと、あとがついてしまうので、物干し竿にかけるように干すのがおすすめです。
完全に乾いたら、シワがつかないようにハンガーなどにかけて収納しましょう。
最後に
スカーフによっては、最初の色落ちチェックで色落ちしなかったのに、
洗うときにこすったり、浸けている時間が長いと色落ちする場合があります。
万が一色落ちしてきた時は、すぐにすすいでください。
シルクスカーフの美しさを保ち、おしゃれを楽しみましょう!
セレクトショップ・シンフーライフ 店長/ウェブマーケティング/バイヤー
10年以上のバイイングとECサイト販売の経験から得た商品選びのポイントや業界裏情報、自分が働いている中で衝撃を受けたファッションの話題を提供しています。