入学式・卒業式のパールアクセサリーの選び方とマナー|フォーマルスタイルの気品を高めるフランス・パリの真珠
子供の成長を実感できる入園・入学式や卒園・卒業式は母親としてとても嬉しい日ですが、先生方や保護者の方々と交流するうえで大人としての品格やマナーが求められる場でもあり、服装で悩まれるママさんも多いのではないでしょうか。
入学式、卒業式など晴れの日のフォーマルスーツに欠かせないのが、華やぎを添えてくれるアクセサリーです。中でも気品のあるパールアクセサリーが良いと言われていますが、ネックレスの長さや真珠の大きさによっては印象が悪くなってしまいますので、注意が必要です。
ピアス・イヤリング・ネックレスは、顔まわりにあることから、サイズや形によって自分は意識していなくても相手に与える印象が変わります。迷った時は相手にどんな印象をもってもらいたいか、からアクセサリーを選ぶのもおすすめです。
このページでは、フランス・パリやイタリアの工房で一流職人が作るパールアクセサリーの中から入園・入学式と卒園・卒業式におすすめのものをタイプ別にご紹介します。
入学式・卒業式のパールアクセサリーを選ぶ3つのポイント
パール(真珠)の大きさは
7〜8mm
真珠にはサイズがありますので購入前にぜひチェックしてみてください。入学式・卒業式など学校行事や結婚式など冠婚葬祭用には7〜8mmの真珠がおすすめです。7mm以下ですと1連ではカジュアルな印象になりますので、2連にできる長さのものを選ぶと良いでしょう。
パール(真珠)の
色のマナー
色は入学・卒業式など学校行事から冠婚葬祭まで使えるホワイトパールや淡い色合いのシャンパンゴールドやライトピンクがおすすめです。
グレーやブラックパールは喪服と合わせる方が多いことから、入学式など晴れの日には向かないと言われています。
ネックレスの長さは
40cm前後
フォーマルスーツに合わせる時は、顔まわりの印象を華やかに、そして首からデコルテを美しく見せてくれる40cmくらいのものがおすすめです。
デコルテより下の位置にくると品格を損ねてしまう場合がありますので、長いものは2連や3連にして着けましょう。
パール(真珠)のお手入れ方法や保管方法について
フランス製パールアクセサリーブランド「パールドコタラッテ」とは
数々の映画にてアクセサリーを提供するフランスパール業界の老舗
1686年パリ。ここから最初のイミテーションパールは始まります。
ヨーロッパでは、海がない地域が多く真珠がとれないため、瞬く間に流行しましたが、当時は本物の真珠には遠く及ばないクオリティーでした。
しかし、150年前に完成されたある技法により、高級なイミテーションパールの品質は変貌を遂げます。
その技法とは、ガラスの核に天然の魚の鱗で作る「パールエッセンス」と呼ばれる液体を何層にも覆った後、磨きをかけ、虹色に輝く最終表面処理を行うもの。
当然ながら卓越した技術が必要なため、現在でもトップクラスの職人はフランスに集まっています。
この技法と高い品質に注目したのが世界的ファッションデザイナー、ココ・シャネル。
シャネルは、フェイクパールを縦横無尽に取り入れたスタイルを、セレブが集う社交界に流行させ、イミテーションパールを「スタイル」として確立させました。これにより、イミテーションパールが一気に脚光を浴びるように。
現在もシャネルでは、この技法によるイミテーションパールから、優れたデザインを世に送り出しています。