サルトル(SARTORE)
世界屈指の美しさを誇る至宝のブーツ
「世界一美しいジョッキーブーツ」の名をもつフランスの老舗ブランド、サルトル。シンフーライフでも10年以上販売を続けていますが、パリのブティックの他、世界各地の高級デパートで必ずといっていいほどお店に並ぶ、名高いブーツです。
「名前だけ知っている」けど実はよく知らない、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ため息のでるような美しいラインと、職人が手作業で仕上げる上品なツヤとカラーリングの上質レザー。
ここでは、一生ものとも言えるサルトルにしかないブーツの魅力をお届けします。
サルトルの歴史と現在
1.サルトルの始まり
いまや世界的ブランドのサルトルですが、起源は南仏にあった家族経営の小さな靴工房。
戦後の混乱が落ち着いた1959年、息子のポール・サルトルが妻と一緒に小さなコレクションからスタートします。
ブランドはどんどん大きくなり、小さいころから両親のクリエイションを見て育った娘、カトリーヌが1978年に家族の名を冠し、「サルトル」としてスタート。
人気はフランス・ヨーロッパを超え世界中で広まり、2011年にはパリのサントノレ通りにブティックをオープンするまでに成功。
サントノレ通りはあのエルメスもあるパリの一大ショッピングエリア。ファミリービジネスから半世紀で世界有数のエリアに進出なんて、本当にすごいことですよね。
そんな超一流ブランドにふさわしい品格あるブーツは、他のどのブランドにも真似できない特別な上品さがあります。
2.フランスのブランド?イタリアのブランド?
パリに本店を構える、正真正目フランスブランドのサルトルですが、コレクションはすべて100%イタリア製。
「え、フランスの小さな工房から始まったんじゃないの?」と言いたいところですが、実はサルトルは1990年代に南仏の工房をすべて閉め、生産地をイタリアに移します。
世界で最も靴づくりの技術が高いイタリアにシフトすることで、ブランドが求める最高品質を形にすることが可能に。
技術だけでなく、最高クラスのレザーが流通するイタリアで生産されるブーツは、美しいデザインを最大限に活かすことができる極上のレザーも魅力です。
なめらかで深い色合いのアイコニックな「パルマレザー」をはじめ、この上なく上質なレザーはブランドを代弁するの重要な要素の一つです。
3.日本でのサルトル
ロングブーツがトレンドに復活したこともあり、以前より街でよく見かけるようになったサルトル。
実はもう一つ理由があるんです。
それは、コロナ渦を経て「日本での買い付け」が可能になったこと。
サルトルは今まで、ヨーロッパの数少ない展示会でしか買い付けることができませんでした。
しかし、パンデミックを受けてブランド側が日本での展示会も行うようになり、日本での買い付けが可能に。
ちなみに、同じ工房のファクトリーブランド、「ヴィットーリオ・ヴィルジリ」もそれまでほとんど日本で流通していなかったものの、サルトルと同じように、お目にかかれるようになりました。
知られざる素晴らしいブランドがまだまだあるヨーロッパ。日本でもヨーロッパの歴史を感じる上質で美しいファッションアイテムを気軽に買えるようになるのは、本当に嬉しいことですね。
定番のジョッキーからサイドゴアブーツまで。サルトルのブーツコレクション
サイドジップ付きで履きやすいロングブーツ
これぞサルトルなコクのある美しい色合いは、○○色と断定するのが難しいほど、絶妙な陰影を持ち合わせたカラーリング。
イタリアのトップ工房にしかできない、1足1足職人が色付けをした贅沢なブーツです。
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サルトルを代表する、アイコニックなバックベルトブーツ
サルトルといえば、このバックベルトデザインを連想される方も多いのではないでしょうか。
シンプルなジョッキーにバックシャンなダブルベルトをあしらったデザインは、日本でもずっと人気のアイテム。
流行り廃りがなく、ずっとご愛用いただけるタイムレスなデザインです。
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まっすぐなラインが美脚を作るジョッキーブーツ
まっすぐのラインが美しいシンプルなジョッキーブーツに、サルトルらしいシックなベルトがかっこいい。
履いた時のシルエットがとにかくキレイです。
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味わいのあるレザーとアイコニックなロゴを楽しむロングブーツ
イタリアの伝統的なベジタブルタンニンで丁寧になめされた味わいが美しいブーツ。
履くほどに革がなじんでシックな風合いに。シンプルな形ながら、アイコニックなサルトルの型押しがアクセントに。
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履くだけで美脚を生み出すハイヒールブーツ
超・まっすぐシルエット×ハイヒールがその名の通り最高クラスの美脚を生み出す美ブーツ。
つやつやのレザーの良さをを余すことなくブーツに仕立て、ジッパーどころか縫い目さえありません。
コストも技術も要する一枚革で仕立てているので、革が柔らかく履き心地も抜群です。
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世界屈指のブーツブランドが作るサイドゴア
カジュアルな装いも根強く人気のある日本で好評、とブランド側も太鼓判を押すサイドゴアブーツ。
サルトルの技術を余すことなく駆使し、カジュアルでも品格ある美しさは健在です。エイジングも楽しめる柔らかいレザーは履き心地も抜群。
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【復刻モデル】クラシックなビット付きジョッキーブーツ
過去に人気を博したビット付きブーツの復刻モデル。上品なゴールドの金具がクラシカルな美しさと高級感をプラスします。
ビットは取り外しができるので、ニュートラルなジョッキーブーツとしてもお使いいただけ便利です。
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STAFF's VOICE|スタッフボイス
「世界一美しいジョッキーブーツ」とも称され、多くの女性たちを魅了するブランド、サルトル(SARTORE)。
南フランス、ニースの北に位置する小さな町の、小さな靴屋のサルトル夫妻が、1959年に起こした靴工場がサルトルの始まりです。
ヨーロッパでは貴族のたしなみとされていた乗馬のためのブーツは、上品で洗練されたデザインのものが多く、そこにサルトルが出会います。
様々な色を重ねることで生みだされる、神秘的な深い皮色は、「パティーヌ」と呼ばれるサルトルのオリジナル染色方法で染め上げられた他では出せない色彩を発明。
その革から熟達した職人が丁寧に作り上げたジョッキーブーツは、履いたときの抜群のフィット感と、ため息が漏れそうな美しいシルエットで人々を魅了し始めます。
そして、そのブーツ製作を引き継いだ娘・カトリーヌによる、クラシックを基調としながらも、遊び心やエスプリを効かせたデザインと、カーフレザーの他に、クロコダイルやオーストリッチといった素材選びが加わり、柔軟で自由なサルトルのコレクションは人気のブーツブランドへと成長を遂げました。
伝統を重んじながら、革新を恐れず、飽くなき探求心を持ってジョッキーブーツを作り上げてきたサルトルは、90年代末には南仏の工場を閉鎖し、生産の全てを革靴の本場、イタリアに移します。
そして2000年代。ユニセックスラインの発表や、一流ブランドが軒を連ねるパリのフォブール・サントノレ通りで初の路面店オープンと、輝かしい実績を積み上げているサルトル。
時代の流行を意識しつつも、決してぶれないサルトルの確固たるスピリッツと、存在感あふれるブーツ。ブランド誕生から30余年の時が流れた現在も、尊敬と憧れのまなざしで見つめられ、世の多くの女性を虜にし続けています。
BRAND STORY
南フランス、ニースの北に位置するブレイユ=シュル=ロワイヤという小さな町の、小さな靴屋のサルトル夫妻が、1959年に起こした靴工場が「サルトル」の始まりです。ヨーロッパでは貴族のたしなみとされていた乗馬のためのブーツは、ユニセックスでありながら上品で洗練されたデザインのものが多く作られました。そこに、サルトルが出会います。様々な色を重ねることで生みだされる、あの神秘的な深い革色を引き出す「パティーヌ」と呼ばれるサルトル オリジナルの染色方法で染め上げた上質ななめし皮。それを、熟達した職人が丁寧に作り上げたジョッキーブーツは、履いたときの抜群のフィット感と、ため息が漏れそうな美しいシルエットで人々を魅了し始めます。
そこに娘・カトリーヌによる、クラシックを基調としながらも、遊び心やエスプリを効かせたデザインと、カーフレザーはもとより、クロコダイルやオーストリッチといった素材選びが加わり、柔軟で自由なコレクションは人気のブランドへと成長を遂げました。
伝統を重んじながら、革新を恐れず、飽くなき探求心を持って靴を作り上げてきたサルトルは、90年代末には南仏の工場を閉鎖し、生産のすべてをイタリアに移します。そして2000年代。ユニセックスラインの発表や、一流ブランドが軒を連ねるパリのフォブール・サントノレ通りで初の路面店オープンと、輝かしい実績を積み上げていきます。時代、時代の流行を意識しつつも、決してぶれないサルトルの確固たるスピリッツと、その存在感は、ブランド誕生から30余年の時が流れた現在も、称賛され、尊敬と憧れのまなざしで見つめられ、世の多くの女性を虜にし続けています。