卒園式、卒業式に出席する母親としてふさわしいセレモニーバッグの選び方
「やっぱり妥協しなくて良かった」と安堵しながらお子さんの門出を祝う至福の瞬間(ひととき)
シンフーライフでは、インポートのセレクトショップならではの特性を活かしイタリアや日本国内から厳選した、セレモニー向けのバッグを一般的なマナーや選び方のポイントを交えて紹介します。
選び方とマナーの知識
1.卒園式・卒業式バッグ選び3つのポイント
ポイント1
落ち着きカラーでコーディネート
入園式や・入学式は、【始まり・出会い】を連想する式典ですから、一般的には明るく華やかな服装が良いとされており、ベージュやパステルカラーのスーツなども好まれます。 一方、卒園・卒業式は、【感謝・別れ】の式なので、ブラックやネイビーなど、深めの落ち着きあるカラーでコーディネートするのがマナーです。そのため、靴やバッグも黒やネイビー(ディープカラーならグレーやグレージュもOK)】が基本です。スーツが濃い色であるなら、バッグは明るめの色を選ぶのも良いでしょう。
地域の習慣や学校の雰囲気・しきたり、ママ友内の暗黙のルールなど、独自の決まりごとがある場合も…。特に私立校ではその傾向が強いため、基本のマナーやルールを理解したうえで、ママ友にリサーチしても良いでしょう。 大切なのは、保護者として大人として上品で品格のある印象になっているか。 派手じゃないのについ見てしまうような、本当にオシャレなお母さんを演出しましょう!
ポイント2:バッグの質はとっても大事
最近ではプチプラの合皮(合成皮革)のバッグも沢山あります。
子供にもお金がかかるし、誰も見てないしまぁいいか、と思ったら大間違い。
やはり本番で沢山のママさんと並んだ時に、風合いの違いがわかってしまいます。そうなると、せっかくのハレの日コーデがどことなく安っぽくなってしまうのです。
合皮は経年劣化により使用してもしなくてもボロボロとはがれてきます。
次に使おうと思った時には薄汚れていて剥がれもある、なんてことになったら結局は買いなおしとなり、結果高くつくことになります。
本革(リアルレザー)のバッグは、少しの汚れや傷はケアすることで目立たなくなりますし、大切に使うほど革に味が出てきます。
布地やナイロン素材のブラックバッグは、カジュアル感が強いため、上質感を醸し出すならレザー製がオススメです。レザーは自然な光沢のあるもので、色はブラックかネイビーが素敵。マットな感じの質感も落ちついていていいと思います。
また金具のクオリティも左右するところです。卒業式は弔事とは違うので、ブラックレザーのバッグにゴールドの金具もOKです。むしろ、華やぎには、ゴールドははずせません。
ポイント3:必要な大きさを知る
フォーマルバッグの基本は、【ワンハンドル+小さめサイズ】です。A4が入るビジネスバッグのようなものは本来エレガントではなく式典用としては適しません。
ですが、近年は家族の多様化や働くお母さんが増えたことから、お仕事用としても使える大きめのバッグで、シンプルなデザインを卒業式に持つママも多くなりました。
ビデオカメラや一眼レフ、スリッパ、卒業記念品やアルバムなど、たくさんの荷物を分けたくない人や、小さい子供連れでサブバッグだと心配…というママさんであれば、やや大きめで収納力のあるハンドバッグをお選びになると良いでしょう。
地域や学校によって許容される範囲や荷物量は様々です。学校によっては、弔事のようなブラックフォーマルや和装が多いところもあるようです。事前に確認したほうが良さそうです。(学校側で紙袋を用意するところもあるそうです)
和装の場合は、バッグ選びも少し慎重に選んでください。
かといって、常日頃から和装でイベントに出席する場がほとんどない人にとって、和装用のバッグを購入するのもレンタルするのも少しもったいないと思います。
そのときは、和装の色合いによって、ネイビー系かブラウン系の本革のハンドバッグにすると、和装以外でも使うことが出来て便利です。
2.卒業式バッグ基本のOK・NGマナー
無地のものを選ぶ
アニマル柄(レオパード柄やクロコ・ワニ革)や、スパンコールやスワロフスキー、チェーン等キラキラの派手な装飾がついているものは絶対にNG。
モノグラムや小紋のようなパターン柄もカジュアルに見えるため、適しません。
薄い(明るい)色は避ける
最もベーシックなのはブラック(黒)ですが、ブラックフォーマル(喪服)とは異なります。
スーツやパンプスに合わせて、ネイビー(紺)や、濃いめのグレーも人気です。
入学式のようなベージュやピンクなどの淡い色、パステルカラー系は、別れの場である卒業式ではNGとされています。もちろんビビッドな色もダメです。
ハイブランドなら大丈夫!はNG
これは入学式にも言えることですが…
はりきって有名ブランドのバッグ!というお母さんもいらっしゃいます。「高級バッグだから大事な式のファッションにピッタリ」これは大きな間違いです。
FENDI(フェンディ)のピーカブーやHERMES(エルメス)のバーキン・ケリーなど、私立校で以前は良く見られました。確かに、ハイブランドのバッグは上質で高級。でも、フォーマルかというとややカジュアルなデザインのバッグもあります。
メゾンブランドからバックを選ばれる際は、フォーマルラインのもの、またはブランド名の主張(ロゴなど)がさり気なく、デザインがフォーマルスタイルのものを選びましょう。
本当にこなれた大人の女性を演出するなら、シーンに合わせたデザインで上質な本革を使用したバッグが、人目を惹き、魅力的な印象を与えてくれます。
事前に確認したうえで、プラス・サブバッグ
以前は卒業式は荷物が少ないため、フォーマルさを優先として小さめサイズのワンハンドルバッグだけで十分、と言われていたのですが、学校によっては卒業アルバムや記念品・卒業証書など、意外に荷物が多くなります。
事前に配送なのか、母親は何を渡されるのか、学校側に確認をしておくと良いでしょう。せっかくのスーツやセットアップに紙袋を持つのは残念コーデになってしまうので、必要そうなら折り畳めるサブバッグを用意しておくといいでしょう。
卒園式・卒業式におすすめバッグリスト
1.ワンハンドルタイプ
どんな年代・地域でも、絶対に間違いない王道のフォーマルは持ち手が1本のクラシックなデザイン。
皇室の皆様も卒業 卒園式ではワンハンドルのバッグを持っていらっしゃることがほとんど。お受験のお母様用メインバッグとしても使用でき、
品格のあるコーディネートに仕上がります。
2種類のショルダー付きで、ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クラッチバッグの3パターンに変化するバッグ。フォーマルでもお出かけでも使えるから無駄がありません。
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傷や汚れに強いパルメラートレザー。小さく見えても必要なものはしっかり入ります。ショルダーストラップ付きで卒業式などのセレモニーで使った後は、普段使いのお出かけバッグとしても大活躍。
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フォーマルシーンでも普段使いでも使えるようにデザインされたワンハンドルのハンドバッグ。岐阜の職人さんがひとつひとつ丁寧に作っています。金具の部分を隠すことができるようになっていて、ハレの日以外のお悔やみのシーンでも使える優れものバッグ。安価なバッグと違い、製造の工程をたくさん踏んでいるので、見た目のつくりが丁寧で長持ちします。
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極・シンプルなブラック1色のバッグですが、さりげなく「おしゃれ感」を出すアシンメトリーなデザイン。高級感のあるマットなカーフレザーもセレモニーシーンにぴったり。
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素材、縫製、どれも一流。誰もが知るメゾンブランドと同じ工房で作る、ワンランク上のフラップバッグ。しっとり艶めくルガレザーの控えめな光沢感がエレガンス。丸みのある美しい曲線フォルムのフラップで、堅すぎないデザインは、セレモニー後も大活躍間違いなしの逸品です。
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ロリステッラで毎年人気のフォーマルバッグに、上品なツヤが美しいカーフレザータイプが登場。「ちょっと横長」なデザインが収納力抜群で、長財布や小さめの折り畳み傘も入ります。
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やや丸みを帯びた柔らかいフォルムで女性らしさが詰まったデザイン。普段の装いにもセレモニーシーンでも使えてとっても便利です。
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少し大きめサイズで使い勝手バツグン。セレモニーに使ったあとは通勤、お出かけバッグと用途多彩に使える2wayバッグ。イタリア製の上質レザーのバッグがなんと税込み2万円台で手に入ります。
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傷や水にも強いカーフレザーのイタリア製ミニバッグ。高級感のある佇まいながら、機能性も抜群。カジュアルからフォーマルまで幅広く使える上、金具をひねって開閉するフロント&ファスナー付きのメイン収納で、セキュリティ面も安心!
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フォーマルにも普段使いにも使えるイタリア製のレザーワンハンドルバッグは2way仕様。コンパクトな見た目でもたっぷりものが入るので1つもっていると大変重宝します。上質なレザーしか扱わない北イタリアの「BEVNI」は末長くおつきあいできるパートナーとなってくれます。
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高級感のある厚みのレザーとデザインが大人気のイタリア製フォーマルバッグ。便利なショルダーストラップつきの2wayでセレモニー以外の普段使いシーンでも重宝します。
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優雅な佇まいでフォーマルにも使える小さめのハンドバッグ。マチ付きで必要な物をしっかり収めることができたり、ショルダーストラップ付きで肩掛けもできる2way仕様だったりと、デイリーにも使いやすいのが嬉しいポイント!
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上質なレザーと丁寧な縫製が際立つ、日本製のセミフォーマルバッグ。無駄をそぎ落としたシンプル&ミニマムなデザインはお式だけでなく、七五三や保護者会などあらゆるシーンに対応します。
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やや丸みを帯び、柔らかくコロンとしたフォルムが愛くるしい。大人女性の手元にふさわしいエレガントなイタリア製バッグ。甘すぎないデザインは、セレモニー後の普段使いでも大活躍間違いなし!
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2.ツーハンドル&ショルダータイプ
ワンハンドルより少しカジュアルなイメージではありますが、使い勝手の良いツーハンドルのセレモニーバッグ。デザインもバリエーション豊かに揃います。
シルバーの金具はシーンによって見えなくすることができます。卒業式などでは金具を出して、隠せばお悔やみの席でも使えて便利。カジュアルなショルダータイプ。
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なんととストラップの付け替えなしで長さが調節できる便利なバッグ。くしゅっとしたフォルムが上品ながら、コーデを可愛らしい印象にまとめます。
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3.大きめサイズのセレモニーバッグ
「セレモニーだけではもったいない。
しまい込んでしまわない普段使いが出来るデザインとサイズ感、フォーマルバッグとしても高品質なバッグが欲しい」
そんなママたちの願いを叶える大容量サイズ。
ある程度の書類やスリッパ、カメラならサブバッグ無しで収まりますので、小さなお子様連れで、荷物は出来るだけ1つにまとめたい、といったお母さんにも。
トップクオリティの本革バッグなら、品がありカジュアルにならないので、式典のセットアップにも映えます。
式典後は通勤のお仕事バッグとしても使えますので、長くたっぷり愛用頂けます。
ロングセラーを誇る、ブランドオリジナルのマスペルレザーを使用したセレモニーバッグ。派手すぎない美しいツヤがきちんとした場面にもぴったり。
しかも軽いのでストレスフリーに持てます。
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いかがでしたでしょうか?
これから卒園式、卒業式を迎えられるお子さんをもつお母さま。入学式から成長した子供の姿を見て、長かったようで短かった園や学校での出来事が思い出されるのではないでしょうか。
母親にとっては、お子さんの新しい門出への一歩としての誇らしい気持ちや恩師の先生への感謝の気持ち、子供にとっては友人や学校と別れることになる寂しい気持ちと向き合う大事な一日です。
卒業式の主役はあくまで我が子。とはいえ、お母様や家族にとっても節目の大事な行事。人生に何度もない子供と過ごすハレの日は、思っている以上に写真や動画で見返すタイミングも多いです。
「あぁ、このバッグ失敗したな…。」と後悔することの無いよう、お母さんもしっかりと自信を持った装いで参列したいものですね。
フォーマルスタイル特集