熱中症予防、暑さ対策に
お盆帰省・夏のお墓参りの日傘特集
夏の法事で体調を崩す人は多いらしい。
8月といえば、お盆。お盆と言えば帰省、お墓参りの季節ですね。実は夏の法事・お盆・お墓参り・突然の夏の弔事にて、体調を崩す人がとても多いということをご存じでしょうか?
6月から9月にかけては、炎天下の中、墓石が熱せられるため、驚くほどお墓の温度が高くなるそうです。そんな中、墓前で黒の長袖の着物でお経を読むお坊さん…黒いし、着物だし、相当な暑さと思われます…。また、炎天下での墓前活動に慣れていない私達のほうも、なにも準備せず出かけてしまった場合、どうなってしまうのか想像もつきません。
若い人も辛いですが、とくに配慮しなければならないのは年配やお年寄りの方。年配の方は、若い人よりも熱中症にかかりやすいため、夏のお墓参りの際に暑さ対策は絶対に必要です。多くのお寺でも、夏のお墓参り時には日傘や帽子等の暑さ対策を準備するようにと呼びかけています。
暑さを和らげ、熱中症を防ぐために、日傘はとても効果的。ただし、普通の雨傘で済ますべからず
夏の暑さ対策として効果が高いのが日傘です。ただし、普通の雨傘で代用してはいけません。雨傘はあくまで「雨(水)をよけるためだけ」につくられているので、遮熱効果や紫外線カット効果をもっていません。ただの雨傘を日傘代わりに炎天下で差していると、次第に傘の内部が熱くなって、熱が傘の中にこもってしまいます。雨傘を日傘の代用として使わず、きちんと暑さを防ぐ機能をもった日傘を用意しましょう。
急な雨やスコールに備えた、晴雨対応の日傘もおすすめ
夏は、晴れてたかと思えば、急に雨雲がたちこめ強い雨(スコール)が降ってきたりすることがありますよね。そんなときのために、日傘は、雨の水もはじいてくれる晴雨兼用の日傘を用意しておくと安心です。雨の季節も使える晴雨兼用日傘は、お墓参りや法事のときだけでなく、通年通してさせるのでコスパも高いです。
夏のお墓参りに行く時間帯や服装にも配慮すれば、熱中症にかかる確率をさらに減らせます。お墓参りに行く時間に特に決まりはないので、日差しがきつい日中は避け、日差しがまだ穏やかな朝~正午にかけてがおすすめです。
日傘の他にさらにできる暑さ対策と熱中症対策は?
お水持参は必携です。汗をかいたら水分補給は必須。汗には塩分が含まれます。汗をかいたら、水分と一緒に塩分を補給しましょう。塩飴などを持参するのも良いと思います。そこらへんに売ってる安価な塩は、ミネラルが含まれてないので天然熟成のミネラル入りのお塩を選んで下さい。
保冷剤を凍らせて、持って行くのも効果的です。ハンカチにくるんで、太い血管(首の後ろ・脇の下)などに当てると暑さをかなり和らげることが出来ます。お盆のお墓参りの際は、それくらいの準備をした方が、現地で大変な思いをしなくてすみます。是非習慣にしてみてくださいね。
帰省時に、高機能な日傘をお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
もしあなたの大切なご家族や親戚の方が、夏場に、間に合わせの日傘や、ぼろぼろの昔の日傘をお使いでしたら、帰省時に新しい日傘をプレゼントしてみては如何でしょうか?傘は、壊れでもしない限り自分ではあまり買いかえたりしないものなので、もしかしたら、雨傘を日傘代わりにしたり、最新の日傘をお使いでないかもしれません。近年は高機能かつ軽量で便利な日傘がたくさんあります。自分ではあまり買う機会のない日傘は、プレゼントされるととっても嬉しいものです。あなたがお墓参りや法事の施主だった場合。参列者の体調には考慮する必要がありますから、準備万端にしておきましょう。なにか起こったときに「頼りになる存在だ」と周囲の評価も上がること間違いありません。
雨にも日差しにも強い、お墓参りにおすすめの晴雨兼用日傘一覧